平成22年08月06日
今朝、遅い朝食を取りながら、NHKで放送されて録画していた「ロストジェネレーション」という番組を見ました。ロストジェネレーションとは就職氷河期世代のことで、1970年代前半生まれから1980年代前半までの世代を指すようです。 私もロストジェネレーションに当てはまるので、興味深く番組を見ました。
番組は、「こんな時代に育ったから幸せを感じられない」と考えた29歳の女性プロデューサーが、小学校時代の同級生にインタビューしていくというものでした。インタビューの相手は、教師をして今は育児休業中の女性。フリーターだったが、今はイタリア料理店で働く男性。親が建設業の社長で、バブルが崩壊してから自己破産し、その後は短大に進学し、保育士になって家計を支えてきた女性。実家の水道配管業を手伝っている男性。独身であったり既婚者であったりとそれぞれでしたが、みなそれぞれ違う幸せを見付けていたのです。
印象に残ったのは最後の男性の言葉でした。この男性の家業も景気の低迷で工賃がピークの半分になったそうですが、とても生き生きとしていました。この男性は独身ですが、「世界一の家庭を持つこと」「誰にも負けない職人になること」という夢を語っていました。
プロデューサーがこの男性に「どうしたら幸せになれるのか?」と聞きました。すると男性は、「自分」で見付けるしかないと答えました。私もテレビを見ながらうなずいていました。また、この男性は「まずは自分を好きにならなきゃ」とも語っていました。これも大切なことです。この男性のインタビューを聞いて、この男性がいい笑顔をしていた理由がよく分かりました。
プロデューサーは最後にこう語っています。
ロスジェネ世代の幸せを探し続けていた私はハッとしました。希望が持てない時代に育ったから幸せになれないと信じていたけれど、実は幸せをつかむのは「自分」だったのかと。「時代に関係なく、幸せは自分で見つけるものなのかもしれない。」これが、ロスジェネ世代の幸せを探し続けた私が出した答えでした。
「時代に関係なく、幸せは自分で見付けるものなのかもしれない。」というのは、当たり前といえば当たり前のことなのですが、それに気付くのはなかなか難しいことです。29歳の等身大が伝わってきた、とてもいい番組でした。料金は必要ですが、NHKオンデマンドでも見れますし、8月12日(木)の午後5時40分からBSハイビジョンで再放送されます。特にロストジェネレーションには見てほしい番組です。