ひとひらのことのは

新嘗祭

平成27年11月23日

本日は新嘗祭を斎行いたしました。日本書紀によると、皇御孫命(すめみまのみこと、天照大神の孫である瓊瓊杵尊<ににぎのみこと>のこと)が高天原より葦原中津國(あしはらのなかつくに、日本のこと)に降臨される際に、天照大神が斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)をお授けになりました。皇御孫命は葦原中津国でこの種をお育てになり、これが我が国の農業の始まりとなったのです。このご神恩に対する感謝のお祭りが新嘗祭です。

この日は天皇陛下が装束を着け、皇居内の神嘉殿(しんかでん、天皇が神々をお祀りになるための建物)にて五穀豊穰を神様にご奉告され、おんみずから新穀をご神前にお供えになり、ご神恩を感謝された後、おんみずからもお召し上がりになります。その宮中の儀にならい全国の神社でも新嘗祭が執り行なわれます。

本日11月23日は戦前も戦後も祝日ですが、昭和21年までは「新嘗祭」と呼ばれる祭日でした。しかし、占領軍により名称を変更させられ「勤労感謝の日」になりました。「勤労感謝の日」は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。

ちなみに海外では宗教にゆかりのある祝日は珍しくありません。政教分離が徹底していると言われるアメリカやフランスでも、クリスマスを始めキリスト教関連のお祭りの日が祝日になっています。

ハロウィンやクリスマスで盛り上がるのもよいとは思いますが、こうした日本古来のお祭りにも関心を持ってみるのもよいのではないでしょうか。


参考文献及びサイト
・神社本庁教学研究所監修 『神道いろは』 神社新報社
・國學院大學日本文化研究所編『神道事典』弘文堂
・ウィキペディア


思いを伝えるということ

平成27年03月07日


昨日は熊本県神社庁で開催された研修会に参加してきました。講師にはフリーアナウンサーの小出史さんとピアニストの中田由希子さんをお招きし、「心を言葉に」と「心に響く朗読の力」という2つのテーマで講演をいただきました。

講演の中で、小出さんが「音読」と「朗読」の違いを説明されました。音読とはただ読むだけですが、朗読は想像力を膨らませながら読むのだそうです。そうすることで話が立体的になります。今まではその2つの違いを意識していませんでしたが、実際に小出さんが同じ文章を「音読」と「朗読」するのを聞いて、はっきり違いが分かりました。「朗読」の方が何倍も心に響くのです。

私はどちらかというと人前で話すことは苦手なのですが、小出さんが「上手に話す必要はない」とおっしゃったことで、気が楽になりました。

話すうえで大事なのは、「自分の言いたいことを決める」ということと、「その論拠をはっきりさせる」ということの2つだそうです。そうすることで相手に思いが伝わるとのこと。

小出さんのお話を聞いて思い浮かんだのが、ジャパネットたかたの高田明前社長のことでした。テレビショッピングの際の高田氏は、なまり丸出しで甲高い声でしゃべっています。高田氏は上手にはしゃべろうとしていませんが、商品への思いが伝わってきます。買いたいと思っていない商品でも、思わず興味を持ってしまいます。

それは何故でしょうか。高田氏はテレビショッピングで紹介する商品は、バイヤーと綿密に打ち合わせをして、最終的に自分で決めているそうです。だから、思い入れが強くなり、思わずテンションが上がるそうです。「商品を売りたい」というより、「こんなに素晴らしい商品だから、みんなに使ってほしい」という思いの方が強いのでしょう。だからこそ心に響くのです。高田氏は長年のテレビショッピングを通じ、「心を伝えないと売れない」と痛感したそうです。

対照的なのが、芸能人を使ったテレビショッピングで、彼らが「この商品はいいですね」と言っても、全然魅力が伝わってきません。それは、高田氏ほどの思いがないからなのでしょう。

私がご祈願を終えた後で、ご祈願を受けられた方から、「とても気持ちが楽になりました」「ほっとしました」「力をもらいました」という言葉をもらうことがあります。これはご祈願を通して、思いが伝わっているということでしょう。

アナウンサーも神職も「言葉」を使って人に何かを伝えるという点では共通するものがあります。「言葉」の大切さを改めて心に刻み、神明奉仕に励みたいと思います。


新嘗祭を斎行

平成26年11月23日

本日は新嘗祭を斎行いたしました。日本書紀によると、皇御孫命(すめみまのみこと、天照大神の孫である瓊瓊杵尊<ににぎのみこと>のこと)が高天原より葦原中津國(あしはらのなかつくに、日本のこと)に降臨される際に、天照大神が斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)をお授けになりました。皇御孫命は葦原中津国でこの種をお育てになり、これが我が国の農業の始まりとなったのです。このご神恩に対する感謝のお祭りが新嘗祭です。

この日は天皇陛下が装束を着け、皇居内の神嘉殿(しんかでん、天皇が神々をお祀りになるための建物)にて五穀豊穰を神様にご奉告され、おんみずから新穀をご神前にお供えになり、ご神恩を感謝された後、おんみずからもお召し上がりになります。その宮中の儀にならい全国の神社でも新嘗祭が執り行なわれます。

本日11月23日は戦前も戦後も祝日ですが、昭和21年までは「新嘗祭」と呼ばれる祭日でした。しかし、占領軍に名称を変更させられ「勤労感謝の日」になりました。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。

ちなみに海外では宗教にゆかりのある祝日は珍しくありません。政教分離が徹底していると言われるアメリカやフランスでも、クリスマスを始めキリスト教関連のお祭りの日が祝日になっています。

ハロウィンやクリスマスで盛り上がるのもよいとは思いますが、こうした日本古来のお祭りにも関心を持ってもらえたらと思います。


参考文献及びサイト
・神社本庁教学研究所監修 『神道いろは』 神社新報社
・國學院大學日本文化研究所編『神道事典』弘文堂
・ウィキペディア



この写真は『目で見る熊本市の100年』(監修 鈴木喬)に掲載されていた当社の写真です。

注釈には、「蝶ネクタイ姿の青年団員たち(昭和7年) ゲートルを巻き、警防服に身を固めて記念写真に収まる青年団員たち。まだ戦争が本格化していないためか、蝶ネクタイをつけている。桜町の菅原神社で。」とありました。

当社の戦前の写真は、当社の社務所が戦争で焼失したためほとんど残っていません。この拝殿は現在の拝殿が建立される前の拝殿です。右手には境内末社の三城稲荷神社のご社殿の屋根も見えます。

当社からのお願いですが、もし当社の戦前の写真をお持ちの方がいらしたら、写真をお貸しいただけるとありがたいです。当社でスキャンしてご返却させていただきますので、写真をお貸しいただける方は当社までご連絡ください。よろしくお願いいたします。


梅干しのご奉納

平成25年08月11日


先日、地元校区の慶徳校区社会福祉協議会様より梅干しをご奉納いただきました。当社の梅で梅干しが作りたいとのお申し出がございましたので、地元校区の皆さんに喜んでいただけるならということで、梅を提供しました。その梅で社会福祉協議会の皆様が梅干しを作り、当社にご奉納いただいたというわけです。慶徳校区社会福祉協議会様、誠にありがとうございました。


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