ひとひらのことのは

新嘗祭

平成18年11月23日

本日11月23日は「新嘗祭」です。この日は戦前も戦後も祝日なのですが、戦後は占領軍に名称を変更させられ「勤労感謝の日」になりました。ちなみに海外では宗教にゆかりのある祝日は珍しくも何ともありません。政教分離が徹底していると言われるフランスでも、クリスマスを始めキリスト教関連のお祭りの日が祝日になっています。

さて、新嘗祭とは何か? 新嘗祭とは簡単に言うと収穫感謝祭なのです。詳しく説明すると以下のようになります。日本書紀によると、皇御孫命(すめみまのみこと、天照大神の孫すなわち瓊瓊杵尊<ににぎのみこと>のこと)が高天原より葦原中津國(あしはらのなかつくに、日本のこと)に降臨される際に、天照大神が斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)をお授けになりました。皇御孫命は葦原中津国でこの種をお育てになり、これが我が国の農業の始まりとなったのです。このご神恩に対する感謝のお祭りが新嘗祭なのです。

この日は天皇陛下が装束を着け、皇居内の神嘉殿(しんかでん、天皇が神々をお祀りになるための建物)にて五穀豊穰を神様にご奉告され、おんみずから新穀をご神前にお供えになります。その宮中の儀にならい全国の神社でも新嘗祭が執り行なわれます。当社では普通のお供え物の他に、境内で育てた稲もお供えします。以前にも取り上げたバケツ稲です。神様もきっと喜んでくださるでしょう。

先日の日記にも書きましたが、神様やお百姓さんへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいものですね。


参考文献 神社本庁教学研究所監修 『神道いろは』 神社新報社
     國學院大學日本文化研究所編『神道事典』弘文堂


明治祭

平成18年11月03日

今日、11月3日は文化の日ですが、昭和初期から終戦直後まで明治節と呼ばれていました。明治節とは明治天皇の誕生日に際して、その聖徳を記念するもので、昭和2年(1927)に制定されました。現在でもこの日は全国の神社で明治祭が斎行されています。

明治とは激動の時代でした。江戸幕府が倒れ明治政府が成立し、日本は西洋列強と対峙していくことになりました。180度変わったと言ってもよい世の中に人々は不安を覚えたはずですが、その中にあって明治天皇の存在は人々の心の支えとなりました。日清戦争、三国干渉、日露戦争と大きな危機がありましたが、人々は明治天皇とともにそれを乗り越えてきたのです。明治天皇が崩御された時、人々は嘆き悲しみました。中には乃木大将のように殉死した人もいました。

明治天皇は和歌をお好みになり、崩御されるまでに9万余首の和歌をお詠みになられました。明治天皇のお誕生日が戦後「文化の日」と呼ばれるようになったのも頷けます。

わたしの祖父は明治生まれでしたが、明治生まれの方というと現在では94歳以上ということになります。まさに「明治は遠くなりにけり」です。

この日を機会に、明治という時代を振り返って先人の苦労に感謝し、先人に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


神嘗祭当日祭

平成18年10月17日



最近は多くの方に当社のブログをご覧いただいているにもかかわらず、更新が滞っており、大変申し訳ありませんでした。ここ2週間ほど風邪のため体調を崩しており、なかなかブログの方まで手が回りませんでした。これから例祭やフリーマーケット、七五三と忙しくなってきますが、できるだけブログも更新したいと思います。

さて、今日は神嘗祭当日祭を斎行いたしました。まず神嘗祭を説明しますが、神嘗祭とは10月17日に伊勢神宮で行なわれる、天照大御神に初穂を捧げる皇祖奉斎のお祭りで、伊勢神宮の収穫祭にあたります。今日は宮中でも神宮遥拝・賢所の親祭の儀が行なわれます。同様に全国の神社で行なわれるお祭りが神嘗祭当日祭なのです。

当社のバケツ稲も台風に負けずに無事実ったので、ご神前にお供えいたしました。写真はバケツ稲が実った様子です。


焼納祭

平成18年08月12日



今日は焼納祭を執り行いました。焼納祭とは古いお守りやお札をお祓いして、神様に元の神社にお戻りになってもらい、その後にお焚き上げをするお祭りです。今回は時間と場所の都合により、祭典のみを執り行い、明日お焚き上げを行ないます。写真は祭典の様子です。1番上の段にお焚き上げするお守りやお札を置き、2段目には神饌を置きます。写真は祭典中に祝詞を上げる様子です。


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