ひとひらのことのは

本殿回廊の透塀について

平成28年05月05日

昨日、当社が社殿の修復等をお願いしている渡邉技研さんにおいでいただき、回廊の透塀(すきべい)の現状を見ていただいたところ、元の状態に戻すには100万以上の費用がかかるとのことでした。しかも、再び大きな地震が起きれば、修復しても同じような被害を受けることになるとのことでした。

そういったわけで、苦渋の選択ではありますが、透塀は解体することにいたしました。透塀を撤去した後には、皆様のご寄附を募り、木の玉垣を設けることを検討しております。その際は何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


透塀(東側)


透塀(左が北側)


透塀(西側)


5月1日に月次祭にあわせて熊本地震収束並びに復興祈願祭を斎行いたしました。

地震から2週間以上が経ちましたが、余震の回数も未だ減る気配がありません。一日も早い地震の収束を願うばかりです。


春季大祭

平成28年04月25日


本日は春季大祭を斎行いたしました。本来であれば、総代さんにご参列いただくのですが、熊本地震により避難所生活を余儀なくされている方もいらっしゃいますし、余震も続いていますので、今回は安全面から神職のみでのご奉仕となりました。

また、本来でしたら神殿内にお供えするお供え物も、大きな地震が発生した際の避難のことを考え、神殿扉前にお供えいたしました。

春季大祭を参列者なしでご奉仕するのは10年以上ぶりです。その頃は参拝者もほとんどいらっしゃいませんでしたが、今日はまだ本震から10日経っていないにもかかわらず、お参りの方も少しずつ戻ってきました。

この地震でだいぶスタート地点の方に戻されたようにも思えますが、決して0からのスタートではないということを、お参りの方に教えられたような気がします。

なお、本日境内建物の応急診断が行なわれ、ご本殿の回廊の塀が傾いていることから、要注意と判定されました。ただ、ご本殿の建物自体は大きな問題はないとのことなので、ご祈願等で本殿内に入ることは可能であることを申し添えておきます。


本日は神武天皇二千六百年式年祭遥拝式を斎行いたしました。

今年の4月3日で、初代天皇であらせられる神武天皇が崩御されて2600年になることから、宮中に鎮座する皇霊殿と奈良県の畝傍山(うねびやま)にある神武天皇陵にて、神武天皇二千六百年式年祭が斎行されました。それに合わせて全国の神社でも遥拝式が斎行されました。


東日本大震災

平成28年03月11日


本日は東日本大震災の発生から5年の節目の年にあたることから、東日本大震災復興祈願祭を斎行いたしました。今回は熊本県神社庁を通して福島県産のリンゴを購入し、ご神前にお供えいたしました。

福島県産の農水産物は未だに風評被害に遭っています。熊本では福島との距離があることから、なかなか福島県産の農水産物が流通することがありませんが、こうした機会を見付けて福島の生産者の方たちの力になれればと思います。

なお、リンゴはお供えした後にいただきましたが、とても甘くて美味しいリンゴでした。

地震からちょうど1年経った時のブログに、「復興への道程はまだ道半ばです。これからも被災地や被災者に思いを寄せ、自分の出来る範囲でいいので、被災地や被災者を支えていきたいですね。」と書きましたが、それから4年経った今でも、復興は道半ばどころか未だに避難者が17万人を超えるなど、まだまだ先の見えない状況にあります。被災地以外では東日本大震災は過去のものになりつつありますが、これからも被災地や被災者に思いを寄せていきたいものだと思います。


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