ひとひらのことのは

春季大祭

平成28年04月25日


本日は春季大祭を斎行いたしました。本来であれば、総代さんにご参列いただくのですが、熊本地震により避難所生活を余儀なくされている方もいらっしゃいますし、余震も続いていますので、今回は安全面から神職のみでのご奉仕となりました。

また、本来でしたら神殿内にお供えするお供え物も、大きな地震が発生した際の避難のことを考え、神殿扉前にお供えいたしました。

春季大祭を参列者なしでご奉仕するのは10年以上ぶりです。その頃は参拝者もほとんどいらっしゃいませんでしたが、今日はまだ本震から10日経っていないにもかかわらず、お参りの方も少しずつ戻ってきました。

この地震でだいぶスタート地点の方に戻されたようにも思えますが、決して0からのスタートではないということを、お参りの方に教えられたような気がします。

なお、本日境内建物の応急診断が行なわれ、ご本殿の回廊の塀が傾いていることから、要注意と判定されました。ただ、ご本殿の建物自体は大きな問題はないとのことなので、ご祈願等で本殿内に入ることは可能であることを申し添えておきます。


本日は神武天皇二千六百年式年祭遥拝式を斎行いたしました。

今年の4月3日で、初代天皇であらせられる神武天皇が崩御されて2600年になることから、宮中に鎮座する皇霊殿と奈良県の畝傍山(うねびやま)にある神武天皇陵にて、神武天皇二千六百年式年祭が斎行されました。それに合わせて全国の神社でも遥拝式が斎行されました。


東日本大震災

平成28年03月11日


本日は東日本大震災の発生から5年の節目の年にあたることから、東日本大震災復興祈願祭を斎行いたしました。今回は熊本県神社庁を通して福島県産のリンゴを購入し、ご神前にお供えいたしました。

福島県産の農水産物は未だに風評被害に遭っています。熊本では福島との距離があることから、なかなか福島県産の農水産物が流通することがありませんが、こうした機会を見付けて福島の生産者の方たちの力になれればと思います。

なお、リンゴはお供えした後にいただきましたが、とても甘くて美味しいリンゴでした。

地震からちょうど1年経った時のブログに、「復興への道程はまだ道半ばです。これからも被災地や被災者に思いを寄せ、自分の出来る範囲でいいので、被災地や被災者を支えていきたいですね。」と書きましたが、それから4年経った今でも、復興は道半ばどころか未だに避難者が17万人を超えるなど、まだまだ先の見えない状況にあります。被災地以外では東日本大震災は過去のものになりつつありますが、これからも被災地や被災者に思いを寄せていきたいものだと思います。


宮司の田邉です。2月20日の熊本日日新聞の朝刊の投稿欄に「育休退園」について書いた投稿が採用されました。

「育休退園」とは投稿にあるように、保育園に子供を預けている親が次の子供を出産し、育児休業を取得すると、園児を原則として退園させる制度のことです。

この記事には書けませんでしたが、全国の主要100都市で育休退園を導入しているのは10都市以下で、その中でも一番厳しい制度を導入している都市の一つが熊本市なのです。同じ政令市の静岡市は育休退園を導入していましたが、来年度から廃止するそうです。

これも字数の関係で書けませんでしたが、育休退園させられた上の子の生活リズムを家にいることに慣れさせるのに数ヶ月かかり、産後の世話に追われる母親にとって、二重の負担になるそうです。それが原因で産後うつになる人もいると聞きました。

専業主婦(夫)は何人もの子供の面倒を見ているという意見もあるでしょうが、現在では共働きをしていない家庭は生活に余裕があり、祖父母などにも育児を依頼できる家が多いということがあります。うちは父が亡くなり、母はパートで働いており、義母は大分にいることから、育児を手伝ってもらうことは難しい状況にあります。

待機児童の解消策についても、他にも保育士の待遇改善によって、保育士の就職や復職を促すという方法もあります。国家資格を取得して就職したのにもかかわらず、月給が15万円もいかないというのはおかしな話です。保育士全体の平均給与も、全業種の平均給与より月額で10万円くらい低いのです。

保育園で保育士として働いていたが、子供が保育園に入れず、やむをえず退職した人も私の知人にいます。保育士1人で子供を最低でも3人は見ることができるのですから、保育士の子供の優先して保育園に入園させる制度も導入すべきです。

今回は育休退園について書きましたが、保育士の待遇の低さや男性の育休取得についても思うところがあるので、いずれ書きたいと思っています。



祈年祭

平成28年02月17日

本日は祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)をご奉仕いたしました。祈年祭とは、皇室の弥栄と国家・国民の一年の安泰を祈るお祭りです。我々の主食である米(稲)の豊穣を始め、あらゆる産業の発展、国力の充実が祈られます。神社の祭典は大祭・中祭・小祭の3つに分けられていますが、祈年祭は11月23日の新嘗祭と同様に大祭とされており、日本人と農業の深い繋がりを感じることができます。


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