ひとひらのことのは

境内への植樹

平成17年11月12日


みなさんは神社というと何を思い浮かべますか? 境内の鬱蒼(うっそう)とした緑を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。神社と境内の緑というものは不可分のものなのです。西洋の教会は建物イコール神域と考えていいのですが、神社の場合は神社と境内の緑を含めて神域になります。そこが教会と神社の違いです。

私は約1年半前に大阪の神社から、自分の生まれ育った場所でもある山崎菅原神社に戻ってきました。その時に思ったのが、境内が殺風景だということでした。当社の境内には楠やイチョウなどの大きな木はあるのですが、花を咲かせる木が少なかったのです。

そういったわけで、何種類か草木を植えてみました。うちの神社は菅原道眞公をお祀りしており、梅とはご縁があるので、紅梅と白梅を植えました。また、苗木を買ってきて、せっせと植えていきました。境内の土はやせているので、穴を掘って土や肥料を混ぜてから木を植えました。椿やモミジ(2種類)、アジサイ(2種類)、夏椿、ナンテン(写真)などです。

どんぐりの木も育てています。以前奉職していた神社で実習をしていた方の実家の神社では、秋になると子供たちがどんぐりを拾いに来るそうです。「うちでもどんぐりを育てよう」「でもどうやって?」と考えた私は、どんぐりを拾ってきて、植木鉢に植えてみました。ところが翌年の4月になっても芽が出ません。「やっぱり拾ったどんぐりじゃだめか」と思い、植木鉢の土を捨てようとしたところ、どんぐりから根が伸びていたのです。慌てて土に埋め戻しました。ほどなく芽が出てきて、今ではだいぶ育っています。


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