お知ら

令和3年3月11日

お知らせ

ご報告

東日本大震災復興祈願祭

本日は東日本大震災の発生から10年の節目の年にあたることから、東日本大震災復興祈願祭を斎行いたしました。今回は宮城県産のお酒と福島県産のリンゴを購入し、ご神前にお供えいたしました。

 

5年前に斎行した東日本大震災復興祈願祭の後にも同じことを書きましたが、悲しいことに10年経った今でも福島県産の農水産物は未だに風評被害に遭っています。熊本では福島との距離があることから、なかなか福島県産の農水産物が流通することがありませんが、こうした機会を見付けて東日本大震災の被災地の生産者の方たちの力になれればと思います。 地震からちょうど1年経った時のブログに、「復興への道程はまだ道半ばです。これからも被災地や被災者に思いを寄せ、自分の出来る範囲でいいので、被災地や被災者を支えていきたいです。」と書きましたが、まさかその4年後に熊本が大地震に見舞われるとは夢にも思っていませんでした。

 

その後も各地で災害が発生していますし、熊本でも昨年の7月に人吉・球磨地方を中心に水害が発生しました。私たちは被災地や被災者に思いを寄せるだけではなく、いつ被災地、被災者になるか分からないということを自覚して、災害への備えをしておかなければならないと思います。

 

「一ノ蔵 特別純米原酒 3.11 未来へつなぐバトン」 平成24年(2012)より、このお酒の売上全額が「ハタチ基金(https://www.hatachikikin.com/)」に寄附されているそうです。

福島県産のりんご(お供えした後に撮影しました)