宮司の日記

骨髄提供体験記その4 手術前日・後編

コーディネーターさんが先生のところに行かれた後、しばらくすると、看護師さんが採血にやってきました。採血は献血で慣れっこなので、痛みは全然気になりません。またしばらくすると、今度は身長と体重を計測するということで、測定する部屋に移動しました。身長は179.5cm、体重は77.6kgでした。10日間ほどアルコールを控えていたので、若干体重が減っています。

 

それから部屋に戻り、看護師さんに食事の好き嫌いの確認や、普段のお通じのこと、夜は眠れるかどうか、アレルギーの有無などを聞かれました。眠れない時は睡眠導入剤があるそうなので、言ってほしいとのことでした。コーディネーターさんは先生との話を済ませ、わたしのところへ戻ってきてから帰られました。

 

午後5時半ごろにはおしぼりのサービスがありました。これにはびっくりしました。今は病院もサービスがいいのですね。お湯飲みはお持ちですかと聞かれて、しまったと思いました。確かに入院の案内にはお湯飲みがいりますと書いてあったのですが、別にいいだろうと思ってました。そういったわけで、母に持ってきてもらうことにしました。

 

夕食は午後6時です。量が少ないなと思いつつも、運動している訳ではないので、意外とお腹にたまりました。当然ながらあっさりめな味付けでしたが、思ったよおいしかったです。

 

午後7時半頃に、看護師さんが腰の毛をチェックしに来ました。腰に針を刺して骨髄液を採取するので、腰の毛が濃い場合は剃毛する必要があるそうなのですが、わたしはその必要がありませんでした。

 

それからは検査もなかったので、本を読んだりテレビを見ていたりしていると、消灯の時間がやってきました。消灯は午後10時です。普段はそんなに早く寝ないので、さすがに眠れません。それに、病院はナースコールが鳴ったり機械の音が鳴っていたりと、意外と夜も騒がしいのです。というわけで、寝ついたのは午前0時頃でした。